中古マンションの購入契約後は何をする?引き渡しまでの流れを紹介

こんにちは、練馬区に拠点を置き不動産仲介からリノベーションまで行っておりますSCOMOです。

「自分の求めていた中古マンションがやっと見つかった!」という時、契約したところで安心していませんか? 中古マンションの契約から引き渡しまでの期間にはさまざまな手続きがあり、注意点もたくさんあります。引き渡しが終わるまでは、気を抜かないようにしなければなりません。今回は、中古マンションの契約から引き渡しまでの流れについて解説します。



■住宅ローンの本審査の申し込みをする


中古マンションの購入契約を結んだら、すぐに住宅ローンの本審査を申し込む必要があります。マンションの契約前に事前審査を受けているはずですが、本審査を通過しなければ住宅ローンの契約はできません。「事前審査を通ったのだから大丈夫だろう」と思うかもしれませんが、まれに本審査で融資を否認されるケースもあります。


もし本審査を通過できなかった場合は、融資をしてくれる別の金融機関を探さなければなりません。本審査の申し込みから承認までの期間は、通常1~2週間程度と事前審査よりも長く、必要な書類も多くなります。万が一にも本審査で否認されないよう、十分な準備をして臨みましょう。



■残代金+諸費用の支払いをする



無事に住宅ローンの本審査を通過して融資を受けられたら、マンションの購入代金のうち、手付金を引いた残りを支払います。これが「残金決済」です。固定資産税や仲介手数料、登記費用といった諸費用もあわせて支払う必要があります。


これらの手続きは、融資元である金融機関の営業所で行うのが一般的です。当然ながら平日しか営業していませんから、平日働いている方であれば、半日程度は仕事を休まなければなりません。スムーズに進められるようスケジュールを調整し、必要な金額を計算し、実印なども忘れずに持っていきましょう。



■引き渡し・登記手続きを行う



中古住宅の売買では、土地・建物の所有権移転登記と、住宅ローンの抵当権設定登記が必要です。中古マンションの購入契約と住宅ローンの契約が済んだら、司法書士に必要な書類を送付し、登記手続きを依頼してください。その後、書類に署名・押印すると引き渡し完了となります。


ただし、この時点ではまだ、登記上の名義は買主に変わっていません。司法書士が登記申請を行う必要があるため、名義が変わるまではもう少し時間がかかります。登記完了後に司法書士から登記事項証明書が送付されてくるので、登記が完了していることを必ず確認しましょう。


ちなみに、もしリノベーションを前提で中古マンションを契約するのであれば、一体型住宅ローンがおすすめです。一体型住宅ローンについては過去の記事で紹介しております。

https://www.scomo-onestop.jp/blog/magazine/123335


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