一体型住宅ローンはなぜお得? 特徴やメリットを解説

こんにちは。東京都練馬区に拠点を置き、不動産仲介やリノベーションを手掛けているSCOMOです。皆様ご存知の通り、住宅は高価な買い物であり、多くの方はローンを組んで購入しています。ローンにもいろいろな種類があるため、最適なローンを選ばなければなりません。そこで今回は、「一体型住宅ローン」の特徴をご紹介します。


■一体型住宅ローンは、住宅ローン+リフォームローン



一体型住宅ローンは、「住宅ローン」と「リフォームローン」の特徴を併せ持ったローンです。まずは、3つのローンがどのようなものなのかを知っておきましょう。


・住宅ローン


借りる際に担保が必要なローンです。審査は厳しく、借入に時間がかかります。その代わり融資額は最大1億円と高く、金利も低いものが多く、返済期間も最長35年と長めです。


・リフォームローン


担保が不要で審査も少なく、スピーディーに借りられるローンです。ただし、融資額は最大1500万円程度で、返済期間は10年~15年程度と短く、金利も住宅ローンより高いものが中心となります。


・一体型住宅ローン


住宅ローンを組む際、将来予想されるリフォーム費用もまとめて借りるローンです。現在は、7割程度の金融機関が取り扱っており、需要が伸びていることがわかります。


■一体型住宅ローンは、金利や手間の負担を減らせる



一体型住宅ローンの大きなメリットは、住宅ローンと同じ低い金利や長期の返済期間で、将来のリフォーム費用もまとめて借りられることです。どれだけ立派な住宅でも、いつかは必ず老朽化しリフォームが必要になります。その時になってからリフォームローンを利用しても構わないのですが、金利が高いので割高になってしまうでしょう。


その点、一体型住宅ローンであれば、将来の負担を減らすことができます。適用されるリフォーム工事の範囲も広いものが多く、大抵の住宅には対応可能。そして、複数のローンを組む必要がないため契約の手間が省け、ローンの管理もしやすくなります。さまざまな点で負担を抑えることができるので、ローンを組むなら選択肢に入れるのがおすすめです。


■一体型住宅ローンは段取りが難しい。専門家を頼ろう



一体型住宅ローンには多くのメリットがありますが、もちろん注意点もあります。特に注意していただきたいのが、ローンを組むまでの段取りです。一体型住宅ローンでは、将来のリフォーム分まで含めてお金を借りる以上、リフォームの契約も結んでおく必要があります。その段取りの難しさを見落とす方が少なくないのです。


中古住宅の場合、契約から決済までは極めて短い期間で行われます。つまり、リフォーム会社の選定やリフォーム内容の決定も、その短い期間内に済ませて契約しなければなりません。これを買主様のみで行うのは難易度が高く、結果として一体型住宅ローンをあきらめるケースもあるでしょう。理想のリノベーションを実現するには、こういった手続きに精通しており、依頼者に協力的な業者を選ぶのがおすすめです。



SCOMOでは、不動産仲介からリノベーションまでワンストップで提供しております。無駄な中間マージンが発生せず、その分住宅設備などをグレードアップすることが可能です。お客様に合わせた物件選びからお手伝いし、スムーズな対応でお客様のご希望を最大限にかなえますので、ぜひ一度ご相談ください。